個性の世界に入ったデクと死柄木。
OFAは奪われてしまうのか!?
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286話の振り返り
死柄木の攻撃で重傷を負ったエンデヴァーとかっちゃんは轟がキャッチして、落下は免れました。
しかし、死柄木がかっちゃんを馬鹿にしたことで、デクが激怒。
怒りに身を任せて死柄木に突っ込み、捕まってしまいました。
死柄木がニヤリと笑ってOFAを奪おうとした瞬間、デクと死柄木はOFAの個性の世界にいました。
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287話のネタバレ
以下、今週のネタバレになります。
個性の転移
ワン・フォー・オールの中の世界のはずなのに、その場にいるのはデクと8代目の志村、死柄木とオールフォーワンの4人です。
その理由をオールフォーワンが説明します。
転移と呼ばれる、臓器移植を受けると性格や嗜好が変わるという話があります。
オールフォーワン自身も奪った個性の持ち主が、夢に出て罵倒してくることがあったようです。
ドクター(柄木球大)によれば、細胞に記憶が宿るように、”個性”因子には意識が宿ることがあるらしい。
オールフォーワンやその弟であるワンフォーオールの初代も、”個性”に直接干渉する力のおかげで、個性に宿る意識に触れることができました。
そのためワンフォーオールも人の意識ごと運ぶ寝台列車とのこと。
浸食
7代目の志村が「あなたが弧太朗の…」と死柄木に話しかけますが、死柄木は「あんたもしっかり憎んでる」と言い放ち攻撃をしかけます。
”崩壊”とはまた違った、地面が割れていくようにOFAの世界が浸食されていきます。
デクの周りは志村の力によって守られている様子。
いよいよOFAを奪おうという所なのでしょう。「本来所有者の意思でしか動かせないOFAの原則を死柄木の怒りが侵し始めた」とオールフォーワンも嬉しそうにしています。
そのオールフォーワンのことも引きはがそうとします。
そこで出てきたのはオールフォーワンの弟、初代でした。
奪取失敗
初代が現れたおかげで、死柄木の浸食も押し返されます。
オールフォーワンも対抗して、死柄木と力を合わせて、OFAを奪い取ろうとします。
そして「力を持て余している」、「出来損ないに渡ってしまったのは間違いだ」などとデクのことを罵倒します。
しかし初代は「間違いではない」と否定。
他人のために頑張る、常軌を逸する程の「救ける」思いにとりつかれた少年に、この力はついていく、と言いOFAを奪うことは失敗に終わりました。
現実世界に戻り、お互いにはじかれるデクと死柄木。
死柄木は、体と個性が定着しきっていなかったために奪う為の力を出し切れなかったと分析しています。
そして、今は退いて英気を養うことを決めました。
マキア一行
場面は変わり、マキアの背にいる元敵連合のメンバー。
死柄木とエンデヴァーが交戦しているという情報を聞き、「偽りのヒーロー社会を崩壊させる準備をしろ」と言い笑う荼毘。
Mr.コンプレスはトガに「探していた雄英生徒の好きな子達もヒーローなわけだけど、いいのか?」と聞きます。恐らく殺してもいいのか?ということでしょう。
それに対し「何を以て線を引くのでしょう?」と答えます。
「人を助けるのがヒーローならトゥワイスはヒーローじゃなかったのか、私のことも殺すのか、聞きたかった。答えによっては大丈夫。」
と言ったところで終了。
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考察
なんとか奪われずに済み、死柄木も退けることができて一安心。
でもマキア達がどうなるのかまだまだ不安ですね~
考察1 OFAの力
奪われずに済んでよかったものの、なんだか不思議なことが起こっていますよね。
OFAとAFOが交流したり、奪おうとする力に対抗したり。
今回、奪おうとしたからデクと死柄木が同じ世界にいる状況なのでしょうか。
そうでなくても一緒になることはできるのでしょうか。
はっきりしたことはわかりませんが、今回はお互いに個性の意識に干渉できる個性同士であったために接触できたと考えるのが妥当でしょう。
奪う力に対する与える力。「与えない」という意思によって奪うことを阻止できたのか…。
物語に深く関わりはしないかもしれませんが、注目したい点ですね。
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今後の展開の予想
死柄木との戦闘はこれで終わりっぽいですね。
あとはマキア一行です。
飯田君やお茶子ちゃんなど、病院付近で避難にあたっていたヒーローが交戦することになるでしょう。
今週のトガちゃんの様子からトガちゃんとお茶子ちゃんが戦うことになりそうです。
どちらかの過去が掘り下げられたり、ヒーローとしての、あるいは敵としての在り方を問われる重要な会話があるような気がします。
マキアが暴れてしまえば死柄木と戦って満身創痍のヒーローくらい簡単に蹴散らせそうですので、どう退けるのか見ものですね。
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