トガと麗日、因縁の対決! 退けることはできるか!?
288話の振り返り
ギガントマキアは、蛇腔病院付近の避難にあたっていたヒーローと、あと8分という所まで来ました。
マキアの背では、ヒーローの動向を探っている超常解放戦線のメンバー達。 そこで麗日お茶子と蛙吹梅雨を見つけたトガヒミコは一人で飛び出していきました。
麗日と蛙吹は逃げ遅れた市民の救助にあたっていましたが、「寝たきりの夫を助けて」とお婆さんに声をかけられました。
救助するために麗日一人でお婆さんに着いていきましたが、それは変身したトガヒミコなのでした。
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289話のネタバレ
以下、今週のネタバレになります。
死柄木サイド
蛇腔病院の避難補助にあたっていたヒーロー達がギガントマキアを迎撃することが決まった頃、宙に浮けるヒーロー達は、病院で戦っているヒーロー達への伝令を任されます。
そこには、浮くことはできない飯田天哉の姿が。 「規律を乱した罰は受ける」と言いながら親友二人のことが気になって着いてきていたのでした。
死柄木とデクは、お互い弾き飛ばされ落下していましたが、轟がなんとか衝撃を和らげ無事に着陸できました。 爆轟、エンデヴァー、デクが生きていることを確認し、応急措置を施そうとしていると、死柄木も起きだしてきていました。
触手のような個性を足を何本も出してクモのようにして歩いています。
死柄木の個性に宿るオールフォーワンは死柄木を引き留めていますが、死柄木は「言いなりにはならない」と言ってヒーローのもとへ向かってきました。
その時、波動が飛んできて死柄木の触手を折り、死柄木はバランスを崩します。 飯田や波動ねじれが到着したのでした。
飯田はクラスメイトの3人が死柄木と交戦していることに、やや呆れている様子。 波動はリューキュウがボロボロの様子を見て頬を膨らませます。
ボロボロでほとんど動けないデクは、それでもまだ「自分は死柄木といなきゃいけない」と言って、他の人を逃がすように言っています。
だいぶ弱っている死柄木を見て、轟は臨戦態勢に入りました。
トガvsお茶子
場面はトガヒミコと麗日お茶子の戦闘に移ります。
麗日はトガを投げ飛ばし、「前よりも強くなっているから」と言い放ちます。直接触れて浮かすことで早めに決着をつけたい麗日。
トガは戦いながら話し始めます。
「自分は大好きな人のことを考えると、その人になりたくなるしその人の血が全部欲しくなる。 でもみんなはそうじゃないから、生きにくい。 その私の”普通”をかわいそうと言って殺そうとしてきた人がいたから、お茶子ちゃんの個性で高い所から落とした」という話をしました。
麗日はショックを受けます。
トガはさらに続け「好きな人の血だと個性も使えた。あの時幸せだった」と言います。
それを聞き、麗日は怒りワイヤーで攻撃しますが、シリンジで反撃され倒れこみました。
麗日は「自分は人を落として幸せを感じたりしない、何が言いたいの」と言います。
その時トガは麗日が落としたオールマイトのキーホルダーを見つけました。クリスマスにプレゼント交換で当たったデクのプレゼントです。
麗日は必死で取り戻そうとします。トガは「大事なもの」と言い麗日も認めました。
「私も仁くん(トゥワイス)は大事なお兄ちゃんだった」とトガ。
「お茶子ちゃんの好きな人は出久くんだよね、私たち一緒だよね」と続けました。
麗日は、「直線的に仕掛けても避けられる」と考え、ワイヤーを浮かせた家具に付けてゼロ・サテライツという技を繰り出しながら、「それはしまっとくんだ」と答えました。
それを聞いたトガは嬉しそうな表情をしました。
振り回している家具を避けながら「私もずっと我慢した、でもダメだった、しまっておくと大きくなるの」と言いました。
それに対し麗日は「好きに生きて他人を脅かすなら、その責任は受け入れなきゃいけない」と答えます。
それを聞いたトガは「うん、そうだね」と言いながら涙を浮かべていました。
トガの涙を見て麗日も思わず止まってしましました。 トガは「ありがとうね、バイバイ」と言って4本のナイフを取り出しました。 本気で殺すつもりのようです。
梅雨ちゃん参戦
その時、蛙吹梅雨が駆けつけ、トガのナイフを弾き飛ばしました。
「梅雨ちゃん」と名前を呼ぶトガに、「やめてと言ったはずよ」と返します。
以前、林間合宿で会った時も「私も梅雨ちゃんと呼ぶ」と言ったトガに対し「友達になりたくない人には呼ばれたくない」という会話をしていました。
派手な音をたてて家具が倒れ、その隙にトガは消えてしまいました。
「死角を突く気だ」と警戒する蛙吹ですが、麗日は「ううん、逃げた」と言います。
トガは家の屋根を伝って走っています。
「同じ人が好きな人同士、恋の話もできるかなって…」「戻るね連合」「モヤモヤはもう晴れました」と回想しています。
お茶子はまだ呆然としたまま「涙」とつぶやきました。
マキア合流
場面は死柄木達の戦闘に戻ります。
激しい戦闘を繰り広げている死柄木と波動や轟達。
そこへドドドという音が聞こえ、ついにマキアが姿を現しました。
マキア・轟・荼毘・デク・エンデヴァー・波動・飯田・死柄木が一人ずつ描かれたところで終了。
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286話の考察
トガとお茶子の戦闘も終わり、ついにマキアが合流してしまいました!
ここでマキアが合流するとは予想外。 この絶望的な状況をどう切り抜けるのでしょうか!?
考察1 トガの心境
「その責任は受け入れなきゃいけない」とお茶子に言われ、トガは涙を浮かべていました。
同時にその言葉で吹っ切れたのか、モヤモヤは晴れたと言っています。
彼女は、普通の人と同じように恋をして青春をしている若者です。
ただ、好きになった人への愛情というのが、トガの場合は「その人になりたい、血を飲み干したい」だったのです。
敵連合の人達は、普通と少しずれてしまったばかりに社会からあぶれてしまっています。
”ヒーローから助けてもらえなかった人達”とも言い換えることができます。
特にトゥワイスは仲間意識が強く、仲間のためには自分のことなど顧みない、まさにヒーローのような一面もありました。
そんなトゥワイスを殺されたことで、トガは”ヒーローとは何か”について考えたのではないでしょうか。
そして、自分が大好きな人物でありヒーローでもある麗日やデクに、「”助けてもらえなかった人”である自分をどうするつもりなのか」を聞きたかったのだと思います。
麗日もトガと同じように恋をする女の子です。
会話する中で自分との共通点を見つけてトガは嬉しくなっています。
ですが、麗日には「責任は受け入れなければいけない」と言われてしまいました。
つまり、「やはりヒーローには助けてもらえず、理解や許容はしてもらえなかった」ということ。
これがトガが涙した理由ではないかと思います。
そして、そんなヒーローしかいない社会なら壊してしまってもいいや、ということでスッキリしたのではないでしょうか。
考察2 麗日の心境
麗日がヒーローを目指そうとしたのは、最初は貧乏な両親を楽させてあげたいから、つまりはお金のためでした。
しかし、死にそうなサー・ナイトアイを抱えて運んだことがきっかけで、助けたいという思いが芽生えました。
助けるヒーローになると奮起して今回も救助にあたっていました。
そんな中でトガの涙を見て何を思ったのでしょう。
麗日は以前「ヒーローが辛いとき誰がヒーローを助けるのか」といったことを考えていました。
それと同様に”普通に生きたいだけなのに普通じゃない故に苦しんでいる人”のことを考え、「トガのことも助けたい」と思った…とかが自然でしょうか。
とにかくこのままでは終わらず、何か感情の変化が描かれるのは確かでしょう。
さすがに闇落ちはないと思いますし、どんな風に成長するのか楽しみですね。
考察3 8人
最後のページは見開きで敵連合およびヒーロー達8人の姿が描かれています。
その場にいながらも描かれていない人もいますが、何かの示唆なのでしょうか。
重要そうなキャラで描かれていないのは爆豪とスピナーとMr.コンプレスですね。
逆にほぼ戦闘不能であるエンデヴァーは描かれています。
スピナーやコンプレスが戦闘に参加しないはずはないでしょうし、並び方に意味があるようにも思えません。
これから怪我なり活躍なり、メインで戦闘する人達ということなのでしょうか。
真意はわかりませんが、描かれなかった人より重要であることは確かですよね。
この8人には特に注目して読んでいきたいですね。
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今後の展開の予想
私は、この後ヒーロー社会が一旦崩壊すると読んでいます。
その見せしめと言いますか、象徴として現No.1のエンデヴァーを殺す展開になるのではないでしょうか。
そこでエンデヴァーにとどめを刺すとすれば、やはり轟家との関係が噂されている荼毘と考えるの自然です。
まだ謎に包まれている荼毘や轟家の過去に触れられるかもしれません。
ここで轟焦凍と荼毘に因縁が出来れば、敵連合との本当の最終決戦が面白くなるというものです。
それにしてもマキアをどうするのか… そればっかりはビジョンが見えませんね。
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