裏の支配者として悪事を限りを尽くしたオール・フォー・ワン。
現在はオールマイトに敗れ、監獄タルタロスに収監されています。
しかし、脱獄できる可能性をほのめかしていました。
今回はオール・フォー・ワンが脱獄する可能性について考察します。
オール・フォー・ワン
オール・フォー・ワンについて簡単に紹介します。
”個性”の出現により混乱していた社会をまとめあげ、裏側から牛耳っていた人物です。
「”個性”を奪ったり与えたりできる個性」をもっています。
オールマイトの登場で敗北を予期し、後継として死柄木弔を育てていました。
5年前に一度オールマイトに敗れましたが生き延び、
その5年後に神野にて再戦。
またもオールマイトに敗れ、現在は監獄タルタロスに収監されています。
タルタロスの設備
タルタロスは「死刑すら生温い程の罪人が行き着く場所」と言われています。
タルタロスでは椅子に座らされて縛り上げられています。
オール・フォー・ワンは5年前のオールマイトとの戦いで目が見えなくなっています。
そのため「赤外線」「音・振動」「感知」などで周囲の状況を把握しています。
タルタロスに収監される際に看守と話していますが、その時には個性を使えているようでした。
オールマイトとの面会時に、監獄での設備について話していました。
「背中を椅子に擦り付けただけで銃口が向く。脳波もチェックされ”個性”を発動しようと考えた時点で命を握られている」
と言っていましたので、個性の発動を封じられているわけではないようです。
オール・フォー・ワンの脱獄
オールマイトとオール・フォー・ワンが面会したときには、「(出るのは)一苦労」と言ったり
「出られないんだよ」と言うオールマイトに「そういうことにしておこう」と返すなど、
脱獄が可能であることをほのめかす言い方をしています。
実際に可能かどうか考察していきましょう。
使える個性
個性を使おうとすると銃口が向けられるので、銃弾を避けるorガードする個性と監獄から抜け出す個性が必要です。
現在所有が判明している個性では、
- 転送
- 超再生
- 衝撃反転
- 鋲
あたりが使えそうです。
「鋲」や「衝撃反転」で銃弾を防御できるかもしれません。
「超再生」についてはオール・フォー・ワンは所持していない可能性がありますが、もっていれば撃たれたそばから回復できます。
そして少しの時間だけ凌げれば「転送」で移動できます。
他にも個性をもっている可能性が高いので、脱獄自体は可能でしょう。
脱獄する理由
295話にてオール・フォー・ワンの真の目的を示唆する場面がありました。
オール・フォー・ワンが死柄木を育てていたのは、死柄木の体を器として乗っ取るため
という目的です。
本人自身の発言ではありませんが、おそらく確定と思っていいでしょう。
であれば、タルタロスにいる本人が脱獄する理由はもはやありません。
ただ、監獄にいるオール・フォー・ワンは脳無ではないかという疑惑もあります。

そうだとすれば、兵器として脱獄する可能性も無きにしも非ずですね。
まとめ
様々な個性をもっているオール・フォー・ワン。
所持している個性を駆使すれば、脱獄することも可能でしょう。
しかし、死柄木の体を乗っとった今、
もはや脱獄する理由もないと思われます。
死柄木との最終決戦で動きがあるかもしれません。
どんな働きをするのか注目したいですね。
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