ヒロアカの世界を裏側から支配した悪の親玉オール・フォー・ワン。
現在は監獄にいますが、すでに死んでいる可能性が浮上しました。
今回はオール・フォー・ワン=脳無説について考察していきます。
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オール・フォー・ワンとは
オール・フォー・ワンについて簡単に紹介します。
”個性”の出現により混乱していた社会をまとめあげ、裏側から牛耳っていた人物です。
「”個性”を奪ったり与えたりできる個性」をもっています。
オールマイトの登場で敗北を予期し、後継として死柄木弔を育てていました。
5年前に一度オールマイトに敗れましたが生き延び、
その5年後に神野にて再戦。
そこでまたもオールマイトに敗れ、現在は監獄タルタロスに収監されています。
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脳無
脳無とは人体改造を受け”個性”を複数所持する怪人の総称です。
生きた人間から作ることも可能かもしれませんが、死体から作られることが判明しています。
敵連合のメンバーからは「ドクター」と呼ばれている「殻木球大」が作りました。
複数の”個性”に耐えられるように肉体を強化する改造手術を受けるのですが、
肉体を強化しすぎると脳に負荷がかかってしまいます。
普通の脳無は自律思考ができず、誰かの命令でしか動かないようになっています。
しかし185話にて、「ハイエンド」と呼ばれる自律思考できる脳無が登場しました。
さらに、敵連合の一員で「ワープ」の個性をもつ「黒霧」が脳無であることも発覚しました。
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オール・フォー・ワン=脳無説
そんな悪の親玉であるオール・フォー・ワンが脳無である説について考察していきます。
根拠
オール・フォー・ワン=脳無の根拠となるのは、116話のオールマイトとの会話。
オールマイトは、タルタロスに収監されているオール・フォー・ワンに面会に来ます。
面会の時間が終わり別れ際に「ここで指を咥え…余生を過ごせ」と言います。
それを聞いたオール・フォー・ワンは「フフフ…余生ね」と笑いました。
オール・フォー・ワンが強調したのは”余生”の部分。
「いつでも脱獄できる」という意味で笑ったのなら「指を咥えてね」と言うでしょう。
”余生”に反応した理由については現段階では想像するしかありませんが
「もう死んでいる」のだとしたらどうでしょう。
文脈から考えても一番しっくりくると思います。
本当に「もう死んでいるから」笑ったかどうかはハッキリしませんが、
オール・フォー・ワン=脳無説を考えると辻褄の合うことが多いのです。
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技術的問題
先ほども紹介したように、脳無には「ハイエンド」という自律思考できるものも存在します。
さらに、高度な思考や言動をしていた黒霧さえも精巧に作られた脳無でした。
さすがに読者でも黒霧が脳無だと気づいた人いないんじゃないかな?
技術的にオール・フォー・ワンのような言動をとる脳無を作ることは可能でしょう。
オール・フォー・ワンの死
次にいつ脳無になったのかという問題です。
オール・フォー・ワンは5年前にオールマイトに敗れました。
58話でグラントリノと電話をしていた時には
「あの怪我でよもや生きていたとは」と発言しています。
死んだことの確認こそしていないものの、殺したと思っていたようです。
さらに89話ではオール・フォー・ワンが「また僕を殺すか」と言っています。
当初は比喩と思っていましたが、本当に死んでいたのかもしれません。
もっと前に改造されていた可能性もありますが、
この時に死体を回収され脳無に改造された可能性が高いです。
しかし、死んでいるならなぜ延命装置のようなものを付けているのか、という疑問が残ります。
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まとめ
オール・フォー・ワンは脳無である説を考察しました。
- 「余生ね」との意味深な発言
- 5年前のオールマイトとの戦いに敗れている
- 黒霧も脳無
これらの理由から、可能性としては十分あり得る説だと思います。
一部疑問も残るのも事実。
オール・フォー・ワンは現在は監獄にいるので、今後本人が登場することは少ないでしょう。
ですが、物語上の重要人物ですので注目したいところです。
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