オールマイトの先生であり、ワン・フォー・オール七代目継承者志村菜奈の盟友グラントリノ。
物語の中心となるワン・フォー・オールやオールフォーワンにも詳しい重要人物です。
まだ過去の話は描かれておらず謎な部分も多いです。
今回はグラントリノについて考察します。
グラントリノ
本名は「酉野空彦(とりのそらひこ)」。
小柄な老人で、年齢は不明。
ワン・フォー・オール七代目継承者でオールマイトの師匠である志村奈菜の盟友。
過去一年だけ雄英高校の教師としてオールマイトを鍛えました。
ヒーロー免許はもっていますが、ほとんど活動しておらずヒーローオタクである出久もグラントリノのことを知りませんでした。
個性
個性は「ジェット」。
吸いこんだ息の量に応じて、足の裏の噴射口からジェットを噴出します。
爆発的な推進力が得られ、縦横無尽に移動できます。
ある程度の高さなら空を飛ぶように移動することも可能。
現在は肺活量も衰えたようですが、それでも速さを活かした蹴りではコンクリートを叩き割るほどの威力があります。
強さ
個性による高速移動で戦います。
現在は体も小さく筋肉もないと見られますが、そのスピードを利用した攻撃の威力は絶大。
普通の人なら簡単に気絶させることもできます。
さらに、学生時代のオールマイトをボコボコにしてトラウマを植え付けるほどですので、戦闘スキルも高いとみられます。
スピードで勝っている時点でかなり有利であり、グラントリノを超えるスピードをもつ人もそう多くないはず。
多人数相手はともかく、一対一の戦闘ならかなり強いでしょう。
オールフォーワン相手にオールマイトと共闘したり、死柄木の崩壊からヒーローを救ったりと活躍も多いです。
そして、老いた状態でその強さですので、若い頃はもっと強かったのでしょう。
ヒーロー活動をしていれば、トップレベルのヒーローになれる強さがあったでしょう。
考察
グラントリノは敵連合を追うなかで活躍も多いですが、まだ明かされていないことも多いです。
グラントリノの謎について考察してみましょう。
年齢
年齢は不明ですが相当な歳と思われます。
盟友である志村奈菜の年齢もわかりませんが、ある程度予想できます。
志村の子どもである弧太朗が生まれたのは47年前。
20~25歳の時に弧太朗を産んだとして、生きていれば70歳前後でしょうか。
グラントリノも志村の年齢とそう離れていないと思いますので、
見た目も加味して75歳くらいでしょうか…。
目的
グラントリノはヒーロー活動には興味がなく、「目的のために個性の自由使用が必要だった」と言っています。
彼は志村奈菜のバディとしてコスチュームを着て一緒に活動していますので、その目的のために活動していたのでしょう。
その目的とは何でしょうか。
現在明かされている情報から考えると、「オールフォーワンを倒す」のが目的と考えるのが妥当でしょう。
グラントリノはオールフォーワンやワン・フォー・オールの秘密について知っている数少ない一人です。
現在も、オールマイトの秘密を知る塚内警部と一緒に、敵連合の捜査をしていました。
元からオールフォーワンを追っていたのではないでしょうか。
志村との関係
仮にオールフォーワンを倒すのが目的だとして、志村と出会ったのがいつかも問題になってきます。
もとから志村と仲が良かったのであれば、志村がワン・フォー・オールを託されたことで一緒にオールフォーワンを追い始めたのかもしれません。
逆に、もともと何かしらの理由でオールフォーワンを追っており、そこで同じ目的をもつ志村と出会い行動を共にするようになったのかもしれません。
オールマイトやデクとの会話からは、もとから友達だったのかなと感じます。なんとなくですが。
ですが、あの強さを考えると結構鍛えたのではないかと思います。
ヒーロー活動に興味がないとなると、もともとオールフォーワンを恨んでいて、倒すために鍛えていたのかもしれません。
現段階でどちらか決めることは難しいですね。
教育者?
グラントリノはオールマイトを鍛えるために、雄英で教師をしていたことがあります。
それだけではなく、「オールマイトは教育に関しては素人以下だ」と言っていたり、教育に詳しそうな発言が多いです。
ですが、教育権は「オールマイトを育てるためにとった」と言っていましたので、その時に結構勉強したのかもしれませんね。
まとめ
ヒーローとしては無名ですが、何度もピンチを救ってきたグラントリノ。
隠れた英雄であることは間違いありません。
ワン・フォー・オールについて明かされる過程でグラントリノの過去にも触れられるかもしれません。
現在連載している所では死んでしまうのではないかという状況ですが、できればもう少し生きていてほしい!
無事を祈ります。
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