久々に再登場を果たした傑物学園の真堂。
しかしそこに現れたのは凶悪な敵…。
306話の振り返り
デクの病室にやってきたホークスとベストジーニストの話を聞き、オールマイトはOFAについて明かすことにしました。
事件から三日後、世間のパニックが収まらない中、エンデヴァー、ベストジーニスト、ホークスは記者会見を開きました。
記者たちには攻め立てられる中で謝罪をし、ヒーロー科の学校を避難所として開き、そこを重点的に守ることを発表しました。
一方、雄英高校の1年A組のクラスメイトには、OFAについてなどが書かれたデクからの手紙が。
デクは学校を去り、一人街を見下ろしていました。
307話のネタバレ
以下ネタバレ注意
傑物学園
電柱が倒れ、荒れている町。
「昨日”ダツゴク”が現れた」と話しているのは、傑物学園ヒーロー科3年の真堂揺(ヒーロー名グランド)と中瓶畳(ヒーロー名タートルネック)。
避難所へ行かず街に残っている”居残り”を、避難所に連れて行くための交渉に向かっています。
真堂は、ビルに立てこもっている人に笑顔で交渉を始めます。
ですが、彼らは「自分で育った町は自分で守る。他人に命は預けない」と取り合う気はありません。
彼らはサポートアイテムを身につけ、「店が襲われた時も返り討ちにしてやった」と話しています。
「”ダツゴク”や脳無は暴力自体を目的としている。プロでも死人が出る」と話す真堂。
「ヒーローよりも自分を信じる」と言う男に「あなた方より戦いに長けている。お守りさせてください」と笑顔で答えました。
しかし、「その言葉を信用してきた結果がコレ」と言われ、真堂たちは返されてしまいました。
ダツゴク
「ダメじゃん」と連呼し責める中瓶
「強制連行していいなら引きずってやるのに」イラついています。
そこへ傑物学園の真壁から電話がかかってきました。
電話を取ると「2人とも逃げろ!出た!」と叫び声。
「真堂たちの方へ向かっているのを見た」という内容でした。
ドオンと音が聞こえた方を見ると、ビルを壊しながらやってくる黒い影。
「ダツゴク」と呟く真堂の前に現れたのは血狂いマスキュラ―でした。
マスキュラー
「2人か?足りねえな」と話すマスキュラーは義眼をしておらず、左目は空洞になっています。
真堂は武器を構え、中瓶に応援要請と避難誘導をするよう指示を出しました。
「ヨーくんは?」と心配する中瓶に「ブッ倒す」と言うと、マスキュラーは「いいねえシャバは」と真堂を睨みました。
マスキュラーを見て、戦いに行こうとする居残りたち。
そこへ中瓶が現れ、「相手は”血狂い”です。逃げて!」と止めますが、居残りたちは聞こうとしません。
するとドオーンと音が聞こえ、隣の建物に真堂が叩きつけられていました。
「話になんねえ」と真堂を押さえつけるマスキュラー。
「ヒーローを見たら10人はいると思え」と言いながら隣の建物にいる居残り達を確認して喜んでいます。
真堂は個性を使ってマスキュラーの腕を振動させ始めます。
「筋繊維装甲でどんな力も本体に届かない」と笑うマスキュラーに、「あっそ」と答え、「最大出力を出すとしばらく動けなくなるけど」と考えていました。
そして、「人にはやらなきゃいけない時がある。不屈の心こそこれからのヒーローが持つべき素養」と必殺技の振伝動地を繰り出しました。
血祭り
「なら装甲を増やすまでだよな」と全身を筋肉で包んだマスキュラー。
中瓶や居残りは真堂を助けようとし、マスキュラーは「血祭りだ」と笑いました。
その時、マスキュラーが突然吹っ飛ばされます。
「マスキュラー、道理で”危機感知”が止まないわけだ」と真堂を抱きかかえているのは、フードを被ったデク。
「その声はぁああ…」とマスキュラーは笑いました。
考察
デクとマスキュラーの再戦!
僕は林間合宿のマスキュラー戦が好きなので、たまらない展開ですね!
それでは考察していきましょう。
ダツゴク
真堂たちにダツゴクと呼ばれている存在。
名前から考えて脱獄囚のことかな?という感じですが、作中では
- 暴力自体を目的とする
- マスキュラーのことを指す
以上の2点がわかっています。
マスキュラー自体のことを指す可能性もありますが、中瓶が「血狂い」とも言っていますので、マスキュラー達の総称と考えられます。
特にタルタロスにいた凶悪犯罪者の中には、マスキュラーやムーンフィッシュのような快楽殺人犯も多いと予想されます。
そうした人達は、現在自由に動き回って人を殺しているのかもしれません。
それを”ダツゴク”と呼んでいるのではないでしょうか。
マスキュラー
ダツゴクが上記の考察で合っているとすれば、マスキュラーはその筆頭であるはず。
今回もビルを盛大に壊しながら迫力たっぷりで登場しました。
そして、デクと戦った時よりも巨大になっている気がする…。
真堂と比べると3倍くらいはありそうな大きさ。
戦っている時は足も筋肉をまとって怪物のような姿です。
筋肉によるガードも健在で、真堂の大地を割る威力の必殺技を受けても、平気で立っています。
前より強くなっているかはわかりませんが、やはり相当強いキャラですね。
ヤオヨー
マスキュラーが真堂たちの目の前に現れたシーンで、隣のビルに「ヤオヨー」と書かれた看板があります。
これはもしかして八百万家の事業…?
八百万はお金持ちのお嬢様ですので、親が何かの企業の社長という可能性は大いにあります。
八百万という名前からして百貨店や雑貨屋とかでしょうか。
本編とは関係ないでしょうが、小ネタとして混ぜているのかもしれませんね。
デクの強化
デクがヒーローとしての登場を果たしました。
顔はフードとマスクで完全に隠していますが、その目はオールマイトの様に輝いています。
ダークヒーローとして活躍すると見られますが、デクはどこまで成長したのでしょうか。
死柄木との戦いで四代目の「危機感知」が発現していましたが、今では普通に使えるようで、鳴りやまないと言っています。
死柄木戦の前は最大出力は45%でしたが、それから1ヶ月程度しか経っていないはずなので、出力に大きな変化はないはず。
後は、歴代個性がどれだけ発現しているかが気になる点です。
歴代との会話の後に、全て発現していてもおかしくはありませんが、習熟度合いは高くないでしょう。
今後の展開予想
デクとマスキュラーの因縁の戦いが始まりそうです。
この展開だとマスキュラーは嚙ませかな?という印象が強いですね。
ですが、マスキュラーはデクの100%スマッシュを受けきるほどの強さですので、今の最大出力ではまだ負けているかもしれません。
他の個性を駆使しながら戦うことになるでしょう。残りの個性お披露目会の可能性もあるかな?
ただ、今わかっている個性だけでは、翻弄は出来ても決定打に欠ける気がします。
一筋縄ではいかないのではないでしょうか。というかそうであってほしい!
今話が収録されるのは、おそらくコミックスの32巻と予想されます。
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