終章に突入し、クライマックスが近づいている「僕のヒーローアカデミア」。
漫画、アニメ、映画と過去最高潮の盛り上がりを見せています。
今回の記事では、ヒロアカの名場面を厳選して紹介したいと思います。
※この記事は、31巻までのネタバレを含みます。
ヒロアカとは
世界人口の約8割が”個性”と呼ばれる特異体質をもつ時代、かつて誰もが憧れたヒーローという職業が注目を集めていました。
主人公の緑谷出久は、”無個性”で生まれたヒーローに憧れる少年。
ある日、憧れのヒーロー・オールマイトに出会い、”個性”を受け取らないかと提案されます。
オールマイトの後継者となった出久が、ヒーローを養成する学校・雄英高校に入学し、最高のヒーローを目指す物語です。
ヒロアカの名シーン
それでは、ヒロアカの名シーンを1話から順番に紹介していきます。
始まり
君が救けを求める顔してた
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 1」 1話 緑谷出久
出久の責任もあってヘドロのような敵に爆豪が襲われ、ヒーロー達も手を出せずに救助できずにいました。
涙を浮かべている爆豪の顔を見て、出久はとっさに飛び出します。
無個性であっても、その行動はヒーローそのものでした。
オールマイトの提案
君はヒーローになれる
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 1」 1話 オールマイト
オールマイトは、「”個性”がなくてもヒーローは出来ますか？」と聞いたデクに、一度は「相応に現実も見なくては」と諭しました。
しかし、小心者で無個性のデクが爆豪を救ける姿を見て、心を動かされます。
「君はヒーローになれる」と言い、”ワン・フォー・オール”の個性を受け取らないかと提案しました。
オールマイトvs脳無
ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの！
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 3」 20話 オールマイト
A組の授業が敵連合に襲撃され、対オールマイト用に作られた脳無が猛威を振るいます。
”ショック吸収”に加えて”超再生”の個性までもつ脳無に対して、オールマイトは100％以上のパンチを何発も撃ちこむことで倒しました。
生徒や敵連合たちに、オールマイトの桁違いの強さを見せつけました。
出久vs轟
君の！力じゃないか！！
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 5」 39話 緑谷出久
体育祭の準決勝では、轟焦凍と出久の勝負が行われていました。
父親を否定するために「氷結」の個性しか使わない轟に対して、「全力でかかってこい」と発破をかけます。
轟はその言葉がきっかけで、「炎熱」も使った本気の勝負に臨みました。
轟と飯田
なりてえもん ちゃんと見ろ！
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 6」 53話 轟焦凍
職場体験では、出久・轟・飯田の三人がヒーロー殺しステインと対峙します。
体育祭でのデクの言葉がきっかけで、父親との確執を捨てて自分のなりたいヒーローを目指すことを思い出した轟。
ステインの憎みで動く飯田に過去の自分を重ね、飯田を救い出そうとかけた言葉でした。
出久vsマスキュラー
ワン・フォー・オール 1000000％
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 9」 76話 緑谷出久
林間合宿では、敵連合の開闢行動隊に襲撃されました。
デクは、OFA100％の力でも耐えてしまう程の強敵・血狂いマスキュラーとの戦闘になります。
洸汰くんを救けるために100％を超える力で奮闘しました。
今までにない強敵との戦いでしたが”救ける”ために限界を超えて勝利を掴んだ名バトルです。
オールマイトvsオール・フォー・ワン
さらばだ オール・フォー・ワン
さらばだ ワン・フォー・オール
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 11」 94話 オールマイト
オールマイトの最後の戦いはヒロアカでも屈指の名シーン。
最強の敵AFOと壮絶な戦いを繰り広げ、日本中が注目する中、最期の力を振り絞り渾身のパンチを撃ちこみました。
オールマイトの技名は基本的に「（アメリカの地名）・スマッシュ」ですが、この時の技は「UNITED STATES OF SMASH」。
アメリカの正式な国名「United States of America」から名前をとった最強の技というのも熱いポイントですね。
ライバル誕生
戦えや ここで今
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 13」 117話 爆豪勝己
仮免試験が終わった日、デクと爆豪は一対一の喧嘩をします。
自分を追い抜いていきそうなデクに焦る爆豪と、爆豪をずっと追いかけていたデク。
互いに本音をぶつけながら本気で戦いました。
2人が互いに認め合って高め合う、本当のライバルになった出来事でした。
切島の漢気
烈怒頼雄斗っちゅうヒーローの漢気を！
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 16」 145話 ファットガム
死穢ハ斎會の乱波（らっぱ）と天蓋（てんがい）vsファットガムと切島の戦い。
最高硬度の「安無嶺過武瑠」を簡単に乱波に破られ、切島は心が折れかけていました。
しかし、切島が再び立ち向かってファットガムのアシストをしました。
切島の過去も一緒に描かれ、情けない過去と決別した名シーンです。
ルミリオンvsオーバーホール
もう痛い思いはさせない！
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 17」 152話 透形ミリオ
オーバーホールとの戦いでも圧倒的な強さで壊理ちゃんを守り抜いていたミリオ。
一瞬の隙を突いて根本が個性消失弾を壊理ちゃんに向けて撃ち、ミリオは弾丸から壊理ちゃんを庇ってニッコリと笑いました。
強さと優しさを兼ね備えたまさにNo.1に最も近いヒーローの名シーンです。
個性を失ってもなおオーバーホールを圧倒する戦いにも注目です。
デクvsジェントル
明るい未来を示せる人間になりたい
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 20」 180話 緑谷出久
文化祭を襲おうとしているジェントル・クリミナルと戦っていたデク。
ジェントルはデクと同じように強い夢を抱いていました。
お互い夢や目標のために一歩も譲れない戦いを繰り広げました。
デクvsジェントル
わああ‼
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 20」 182話 壊理
文化祭の出し物でA組は、ダンスとバンドを披露することになります。
デクも、オーバーホールの呪縛が解けずに笑えなくなっていた壊理ちゃんに楽しんでもらいたいと、準備に力を入れていました。
本番では個性を駆使した演出に観客も大盛り上がり。
ついには壊理ちゃんも笑顔を見せたのでした。
エンデヴァーの必殺技
”PLUS ULTRA プロミネンスバーン”‼
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 21」 190話 エンデヴァー
ハイエンド脳無との戦闘を繰り広げていたエンデヴァーとホークス。
身体もほとんど動かせない状態ながらも、限界を超えた大技で脳無を倒しました。
新No.1ヒーローとして強固な姿勢を示しました。
死柄木の覚醒
こんなものも全ていらないんだ
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 25」 237話 死柄木弔
異能解放軍と対峙していた敵連合。
リ・デストロと戦っている最中に死柄木は忘れていた自分の過去を思い出します。
自分の原点を思い出し、本来の強さを取り戻した死柄木は、伝播する崩壊で異能解放軍に勝利しました。
トゥワイスの死
俺はここにいられて幸せだったんだ
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 27」 266話 トゥワイス
スパイとして超常解放戦線に潜入していたホークスに、「誰かが信じてあげないと可哀そう」と、トゥワイスは親しく接していました。
トゥワイスは仲間のためなら自分がどうなっても構わないと思っており、その精神はまさにヒーロー。
ホークスには「運が悪かっただけ、やり直そう」と更生を勧められますが、それに反発し殺害されました。
最期にはトガを救け、自分の人生は最高だったといって溶けていきました。
切島の因縁の相手
俺の後ろに‼血はァ流れねえ‼
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 29」 280話 切島鋭児郎
超常解放戦線との全面戦争では、ヒーロー達がギガントマキアの口に麻酔液を投入しようと試みていました。
マキアは芦戸と切島にとっては、中学の時に一度で会っている因縁の相手です。
やられそうになっている芦戸を庇い、執念で麻酔の投入に成功しました。
過去の因縁を乗り越えて目指すヒーローを体現した瞬間でした。
爆豪勝己：ライジング
ただ身体が勝手に動いていた
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 29」 285話 爆豪勝己
超常解放戦線との全面戦争では、ヒーロー達が満身創痍で死柄木と戦いましたが、それでも倒しきれずにデクが殺されそうになります。
その時、爆豪が飛び出してデクを救ったのでした。
トップヒーロー達は学生時代から逸話を残し、その多くは「身体が勝手に動いていた」と話します。
爆豪が本当の意味でヒーローとなった瞬間でした。
衝撃の告白
轟燈矢って立派な名前があるんだから
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 30」 290話 荼毘
全面戦争にて、死柄木のもとへギガントマキアと敵連合が到着。
そこで荼毘が轟燈矢であることを明かし、さらにTVをジャックして告発映像を流します 。
衝撃の告白で、エンデヴァー達を絶望させました。
荼毘の正体に気付いている読者でさえも、その衝撃の演出に興奮した名シーンです。
死柄木の本音
おまえの顔が 救けを求めたように見えた
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 30」 295話 緑谷出久
死柄木の身体を乗っ取って、逃げていったAFO。
デクは個性の世界で死柄木と話していた時、その顔が救けを求めていたというのでした。
真のラスボスは死柄木ではなくAFOということが示唆されたシーンです。
変わらぬ決意
僕はあの子を救けたい
出典：堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 31」 305話 緑谷出久
意識の中で歴代継承者と話していたデクは、「死柄木を殺す覚悟はあるか」と問われます。
OFAはもともとAFOを”討つため”の力。ですが、力が紡がれる中で”救けるため”という意味ももつようになったとデクは言いました。
殺すしか方法はないかもしれないけど「救けたい」という気持ちをというデクの強い思いが描かれたシーンでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今後、クライマックスに向けてさらなる名場面が生み出されることでしょう！
期待が高まりますね。
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