雄英高校1年A組のムードメーカー的存在の上鳴電気。
明るくてアホで人気も高いですが、読者の間では敵の内通者なのではないかとの声も上がっています。
そんな上鳴電気の強さや個性、内通者疑惑の真相にも迫っていきます!
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上鳴電気のキャラクター
上鳴電気は雄英高校1年A組の生徒。主人公緑谷出久のクラスメイトです。
少しチャラくてお調子者で、勉強の成績はクラスで最下位。典型的なムードメーカーって感じですね。
A組には性欲の権化と言われる峰田君がいますが、峰田君に次ぐスケベであり、体育祭の真剣勝負中に女の子をお茶に誘おうとしたこともあります。
おまけに、個性を使いすぎるとアホになり、「ウェーイ」しか言えなくなることで笑いをとったりと、とにかくA組を盛り上げるのに一役買っています。
しかし!
仮免試験では爆豪の悪口を言われ怒ったり、文化祭では指を痛めながらも耳郎のためにギターを練習したり…
とても友達想いなんです。
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上鳴電気の「個性」
上鳴電気の個性は「帯電」。
電気を纏ったり、充電・放電ができます。
電気を纏って敵に触れれば人間スタンガンのように攻撃できます。
ただし放電をコントロールすることはできず、攻撃しようとすれば味方も巻き添えをくらうという欠点がありました。
しかし、必殺技を作る訓練でサポートアイテムの”シューターとポインター”をつくってもらいました。
ポインターが10m以内にあれば、そこに向かって一直線に電撃を飛ばすことができます。
完全に自由にというわけでもないですが、敵だけに電撃を当てることも可能になり戦略の幅が広がりました。
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上鳴電気の強さ
では、上鳴はどれくらい強いのでしょう。
まずなんといっても強力なのは、広範囲に攻撃できる電撃。
雄英襲撃事件で敵と戦った時は、同じ電気系個性だった一人を除いて、放電で全員でダウンさせています。
体育祭でも、ほとんどの相手を痺れさせて一時行動不能にしたりと、かなり高い攻撃性能を誇ります。
ただし、放電をコントロールできないのがネック。
味方や市民が近くにいたりすれば、巻き込む恐れがあるので不用意に放電はできません。
シューターとポインターを使っても、知っていれば対策は容易です。
さらに、許容量をオーバーするとアホになるのも致命的です。ピンチでプルスウルトラできないわけですからね。
難点は多いですが、プロヒーローや超常解放戦線の訓練を積んだ戦闘員とも張り合えるほどの個性をもっています。
立ち回りの工夫で上位のヒーローになってもらいたいですね。
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内通者疑惑
そんな上鳴が内通者という疑惑が出ていますが、どうしてなのでしょう。
内通者って?
まず内通者ってなんの話?っていう人に向けて軽く説明します。
雄英高校は何度か敵連合による襲撃を受けています。
しかも、その襲撃は学校のカリキュラムを知っていないとできない計画的な犯行でした。
それらを受けて学校の内部に内通者がいるだろう、という話が教師陣で上がっていました。
林間合宿の襲撃を受けた際には、その場所は教師陣しか知りえない情報ですので、基本的には教師の誰かが内通者と考えやすいですが、
生徒でも職員室に忍び込んだり盗撮・盗聴によって知ることもできなくはありません。
そういうわけで生徒でも内通者疑惑がもたれている人がいるんですね。

内通者疑惑の根拠
その疑惑が上がったのは、ヒーロー殺しのステインが捕まった後の発言。
「一本気っつーか 執念っつーか かっこよくね?とか思っちゃわね?」とヒーロー殺しを擁護するような発言ですね。
話変わるけど上鳴がなんで内通者って疑われてるか読み返してて気づいたわ……ステインに肯定してるんだよな……… pic.twitter.com/YX6MCM8Du1
— 🍓🛠コマト🎸💫 (@f821ddd) September 29, 2016
これを受けて読者の中で「上鳴が内通者なのでは?」という意見が上がっているのです。
しかも、電気を操る個性ということで、こっそり外部と交信したり、電波を傍受したりなんてこともできるかもしれません。

上鳴の個性でそんなことできるの?
雄英襲撃事件の時に相澤先生が「上鳴も個性で(外との)連絡試せ」と言っているので、そういうことも可能なのかもしれません。
本当はもっとできることが多いけど隠してるって可能性もなくはないですしね。
ところが、上鳴内通者疑惑はこれだけでは終わらなかったのです。
241話でヒーローインタビューをした時のこと。
それぞれが決め台詞や決めポーズをする中で、上鳴のポーズはというと…
久しぶりにヒロアカ全巻読み返してたんだけど授業のインタビュー練習の時の上鳴のポーズこれリデストロたちの解放軍のポーズだよね?やっぱ内通者…? pic.twitter.com/DlRKtCSBg0
— ぼおれ (@Bo_re_yoiko) September 17, 2020
手をピストルのようにして親指を額に当てるポーズ。
このポーズ、異能解放軍のポーズと全く同じなんです。
上鳴は異能解放軍の一員だったのでしょうか…。
内通者疑惑の考察
結論から言うと、内通者ではない!と僕は思います。
怪しい行動は多いですが、敵連合に情報を流したり、ステインのフォロワーになったり、異能解放軍になったり、内通者にしては一貫性がなさすぎます。
確かに敵連合サイドに来そうな人を探すためにステイン擁護をしたのかもしれませんが、
あのシーンは飯田君が決意を新たに立ち直るという場面でしたので、自然な流れにするためにはステインを擁護する人が必要。適任だったのが、チャラくて軽い性格の上鳴だっただけじゃないでしょうか。
異能解放軍についても、偶然の一致ではないでしょうか。
上鳴はポインターに向けて電撃を放つときに手をピストルの形にしていますし、それが必殺技なら不自然なポーズではありません。
しかも、263話の掃討作戦の時には最前線で、しかも超常解放戦線(敵連合と合併した後の名前)の幹部と戦いました。
その時にはA組のみんなを本気で想っている様子も描かれていました。
そもそも伏線としては露骨すぎるし…。
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まとめ
チャラくてノリが軽いですが、友達想いの良いヤツ!
使いすぎるとアホになりますが個性も強くて派手でカッコいい。
これからもクラスを盛り上げたりヒーローとしての活躍を期待して待ちましょう。
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