どんでん会本部に潜入した坂本たち。
そこで目にした衝撃の光景とは⁉
13話の振り返り
ボイルを倒して観覧車から降りてきた坂本でしたが、坂本の妻である葵に何が起きているのか問いただされます。
懸賞金がかけられた旨を話すと、「家訓12条、隠し事はしない」を持ち出し「堂々とカタけてきなさい」と叱られました。
翌日、坂本たちはレンタルビデオショップに扮した情報屋に行きました。
情報を映画にして売るというこの情報屋で、どんでん会のボスについての映画を観た坂本たち。
帰りがけに「昔の仲間が絡んでいるかも」と忠告を受けながらも、どんでん会本部に潜入するのスニークミッションを開始しました。
14話のネタバレ
以下ネタバレ注意
潜入ミッション
どんでん会本部では、坂本の暗殺の噂話をしている新入社員が二人。
坂本たちは天井裏に潜み、隙をみて彼らを失神させました。
「ボスはどこにいるの?」と聞くルーに「映画観てなかっただろ」とシンが怒ります。
ボスはビルの最上階にいて、通行手段は警備の厳重な従業員エレベーターのみです。
そこは通れないので、2階から窓を伝って最上階を目指します。
窓は鍵がかかっているので、人がいる場所で外から窓を叩きます。
すぐに隠れ、確認のために窓を開けたところで坂本が中に入り込み、スタンガンで気絶させました。
さらに、カメラを壊しながら警備室にも侵入し、監視員を気絶させます。
順調に進んでいましたが、坂本は「昔のお仲間が絡んでいるかも」という情報屋の言葉を思い出していました。
ホワイトタワー
その5時間前、ホワイトタワーでは「坂本にあったらしいな、南雲」との声。
南雲を含む4人が食事をしており、南雲は「なつかしいね!元気かな?」と白を切りました。
豹と呼ばれている短い髪を何束にも縛っている男が「コイツが信用ならねえ」と南雲にナイフを突き刺そうとしますが、南雲はフォークでガードします。
神々廻(ししば)と呼ばれる長髪の男が「血の気の多い人らは適わんわ」と言います。
大佛(おさらぎ)と呼ばれる占い師のような恰好をした女は「ソレ食べない方がいいかも」と神々廻に忠告します。
神々廻は料理長を呼び、「なんでリゾットにタマネギ入っとんねん」とナイフで頭を何度も突き刺しました。
そこへ、「お集まりいただき誠にありがとうございます」と殺し屋連盟伝達係の入谷が現れました。
「ORDERの皆様の錚々たる顔ぶれ、誠に壮観でございます」と続けます。
豹が「あと4人はどこいったんだよ」と口をはさみました。
神々廻は「あの3人はいつもの事として、篁(たかむら)のジイさん来おへんの珍しいな」と言い、南雲は「忙しいのかな」と呟きました。
任務
「殺連の番犬である皆様に新しい任務についてご説明させていただきます」と入谷が写真を取り出しました。
その写真には、死体と、壁に描かれた〇に×を重ねたマークが写っていました。
入谷は任務を説明し始めます。
最近、何者かによって殺連の殺し屋が相次いで惨殺されています。
被害は30件を超え、被害総額は3億円以上となっています。
最後に入谷は「秩序(オーダー)の名のもとに」と締めくくりました。
現在
場面は現在、坂本たちに戻ります。
シンが「このフロアだけ声が一人も聞こえない」と異常を伝えます。
「また探知機の故障?」とルーが考えたことは聞こえており、シンは怒っていました。
目的の部屋の扉に着いた一同。
呼吸を整え部屋に入ると、そこは血の海で大量の死体が転がっています。
部屋の中心にある椅子には南雲が座り、「やぁ坂本くん」と挨拶しました。
考察
驚きの展開でしたね!なんで南雲が⁉ってほんとに驚きました。
展開がスピーディーで面白い!
それでは考察していきましょう。
ORDER
ORDERについて今回大体のことがわかりましたね。簡単にまとめます。
殺連(日本殺し屋連盟)からの任務を請け負う手練れの殺し屋集団です。
メンバーは現在は8人で、坂本も元メンバーです。
南雲の発言から、基本的に殺し屋を相手にするのが基本のようです。
ORDERとは”秩序”を意味し、殺し屋の秩序を守るための組織です。
昔のお仲間
坂本は「昔のお仲間が絡んでいるかも」と情報屋から忠告を受けていました。
昔のお仲間というのはORDERのメンバーであることは確かでしょう。
問題は誰がどのように関わっているのかです。
懸賞金がかけられたことに関わっているのか、どんでん会の件にだけ関わっているのか。
南雲によると、懸賞金をかけたのは「殺し屋協会」。
この時にしか言及されていないので、どういった組織なのか、殺し屋連盟とは関係があるのかはまだわかりません。
ただ、殺し屋連盟からなら懸賞金という間接的な方法ではなくORDERに直接依頼をするでしょうから、別の組織と考えてよいかと思います。
ですので、昔の仲間が懸賞金の件に関わっているとしたら、ORDERの誰かが坂本に懸賞金をかけるために働きかけたということでしょう。
どんでん会の件に関わっているとすれば、やはり南雲なのでしょうか…。
南雲
さて、なぜあそこに南雲がいたのでしょうか。
- 坂本を殺しに来たついでにどんでん会の社員も殺した
- どんでん会に殺し屋惨殺の犯人がいる
- 南雲が、殺連の殺し屋を惨殺している張本人
- 何かの警告
といったところでしょうか。
まだまだ情報が少なく、どれも確信のもてる根拠はありません。
ですが一つ伏線として、坂本のルビはひらがなとカタカナで使い分けられています。
シンなどの味方が坂本を呼ぶときはひらがな、ボイルなど敵の殺し屋が呼ぶときはカタカナとなっています。
さらにボイルは初めはカタカナでしたが、坂本に敗れてからはひらがなになっています。
この点から考えると、南雲が坂本を呼ぶときはひらがなですので、味方と捉えることができます。
南雲は警告に来ただけかもしれませんね。
次回以降の展開予想
次回は正直ほとんど予想がつきません!
南雲の目的はなんなのか。
どんでん会のボスは描かれていなかったので、まだ登場はするでしょう。
次週はセンターカラーです。
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